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ゴールデンエイジ

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ゴールデンエイジ

今日はゴールデンエイジについてご紹介します✨
今回のお話はテニスのお話ではないのですが、
テニスはもちろん、他の競技にもつながる幼少期の重要な時期についてのお話です。

ゴールデンエイジを直訳すると黄金の年代になりますね✨
意味としては人間の一生のうちで最も運動神経が発達する時期の事を指しています。
具体的にはおよそ9~12歳(小3~6年生頃)です。
名前の通り「黄金の年代」と言われるだけあり、子供の成長においてとても貴重な期間です。

なぜ、この年代が一番発達する時期かと言うとちゃんと根拠があります!

 

上の図はスキャモンの発育曲線といいます。
図からわかるように、人の神経回路の発育量は5~6歳までにおよそ80%、
12歳になる頃にほぼ100%に達しています。
12歳頃の時点で神経系はほぼ完成すると言っても過言ではありません。

では、この時期に何をしたら良いか?ということですが、
親の気持ちでテニスをさせたい!サッカーをさせたい!という意向から
小さい時から1つの習い事にたくさん行かせてその道を極めさせてあげたいという気持ちがあるかと思いますが、
今はその気持をぐっと抑えて昔遊びやボール遊び、ルールがある身体を動かす遊びをさせてあげることがおすすめです。

大人は動く前に動作を理性で理解し分析し、考えてから動き始めると思います。
逆に子供は初めてチャレンジする動作でも見様見真似で
お手本を見て直感で動き始めるのに不思議とお手本通りに動作をすることが出来たりします。
また、この時期に習得した動作(技術)はおとなになっても落ちないという特徴があります。
なので中学生くらいの自分の意志がはっきりしてくる時期にどんなスポーツをしたくなっても対応出来る力が付きます⚽

ちなみにゴールデンエイジ手前の時期である3~8歳はプレゴールデンエイジと呼ばれ、
この時期もゴールデンエイジの期間同様、子供にとっても大事です。
ゴールデンエイジの時期を過ぎてしまった!という方も少し時間はかかってしまいますが大丈夫です❣
年代別に特徴をまとめてみます。

プレゴールデンエイジ(5-8歳)
神経回路の発達がもっとも進んでいる時期です。
この時期の子供は様々なことに興味・関心を示したり高い集中力を持っていますが、長くは続きません。
まずは遊びや簡単な運動を通してさまざまな動きを体験し、楽しいことを知ってもらうことが大切になります。
鬼ごっこや縄跳び、ボール投げなどに挑戦してみるのもおすすめです。

ゴールデンエイジ(9-12歳)
神経系の発達が著しく、すぐに動作や技術を覚え身につけられます。
様々な動きを短期間・時間で習得できる時期なので、たくさんのことを学ばせてあげるのが大切です。
ゴールデンエイジはスポーツ界でも注目を集めているワードで一生に一度しか無いとても重要な時期
さまざまな運動・スポーツを体験させて、脳や神経に刺激を受けさせることが重要です。

ポストゴールデンエイジ(13-15歳)
筋・骨格系が急に発達し、パワーやスピードも成長します。
神経系統はすでにほとんど形成されているので、新しい動きや技術を短期間で習得するのは難しい時期です。
ポストゴールデンエイジの時期は、すでに習得した動きや技術を維持しながらさらに質を高めていくことが出来ます。

他社のスポーツクラブや個人のYou Tubeになってしまうので、直接ご紹介することはできませんが、
調べてみるといろいろな解説サイトやおすすめの運動などがたくさんアップされていました!
親子やおうちで楽しめる運動も多々ありましたのでよかったらみなさんもやってみてください🌟